オンラインアカデミーの創設がその一つです。実際のフィジカルレッスンではどうしても時間や回数などが限られますが、オンラインならいつでもどこでも受けられる。オンラインとオフラインを融合したサービスも展開できるようになります。
我々のパートナーであるヴィッセル神戸のイニエスタ選手が開いている「イニエスタ・メソドロジー」というキッズ向けのサッカーアカデミーも、今後オンライン展開を強化する考えです。
まだ詳しくは言えないのですが、ものすごく大きな可能性を秘めているこのオンラインアカデミーという領域に、とてもワクワクしています。
アンドレス イニエスタ選手(Photo by Jun Sato/WireImage)
そして、堀米選手もイニエスタ選手も他の選手にしても、楽天と同じフィロソフィー、価値観を持っています。我々のパートナーシップは一方通行ではなく、互いに何ができるか、何を成し遂げられるかを検討したうえで組んでいます。
彼らのようなトップアスリートと契約する一方で、頭角を現している選手をサポートし、次代を担う存在に育てていくことにも情熱を注いでいます。これは、若手アスリートやチームをエンパワーメントするという、Rakuten Sportsのミッションに沿ったものです。
>> Rakuten Sportsが生み出そうとしている、新たなファン体験や本物の価値、スポーツビジネス像について、は後編記事にて。
ラフール・カダバコル(Rahul Kadavakolu)◎楽天のグローバルスポーツ事業ヴァイスプレジデント。2016年楽天グループ入社。FCバルセロナ、ゴールデンステート・ウォリアーズ、NBA、男子テニス国別対抗戦のデビスカップなど、様々なスポーツのパートナーシップ締結に貢献。エンターテインメント領域でもシルク・ドゥ・ソレイユのグローバルショー「Messi10」の各大陸におけるタイトルスポンサーを担当。楽天のグローバルブランド、マーケティング機能の指揮・推進に携わっている。