2021-2022シーズンのNBAチャンピオン「ゴールデンステート・ウォリアーズ」と、八村塁選手を擁する「ワシントン・ウィザーズ」がともに初来日します。
ウォリアーズは我々のパートナーであり、楽天のグローバル・ブランドアンバサダーを務めるステフィン・カリー選手も在籍しています。大きな相乗効果を期待しています。
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──「Rakuten Sports」はチームのスポンサーシップや選手のマネジメント、大会の開催など、グローバルに様々な活動をしていますが、その狙いは?
楽天は、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスとサッカーJ1のヴィッセル神戸を所有しており、スポーツこそ楽天グループのDNAと言うほどに、スポーツを大事にしてきました。
そうした背景の中、グローバルスポーツ事業においても、1億以上の会員基盤を持ち、楽天チケット、楽天コレクション、Rakuten TV、そして2月にローンチしたRakuten NFTなど70以上のデジタルサービスを提供する「楽天エコシステム(経済圏)」を活かして「新たなファン体験」「本物の価値」を生み、ファン、選手、チーム、リーグなど、全てのステークホルダーに届けることを目指しています。
例えば先ほどの「Rakuten CUP」では、チケット販売、グッズ販売、スポンサー獲得、放映権販売、オンライン配信を楽天グループ各社が担いました。
もちろん楽天エコシステム内の連携は無理やり行うものではなく、合理的にそれがいいという場合にのみ選択するもので、そうでないときには他のベストなパートナーと組むというのが基本的なスタンスです。
──今年4月に堀米雄斗選手と戦略的パートナーシップ契約を結びましたね。アスリートマネジメントでも、楽天エコシステムやテクノロジーを活かす構想なのでしょうか?
はい。堀米選手も発表会見で「楽天のテックやデータの強みを使って、スケートボードコミュニティのために新しいファン体験を作りたい」と情熱的に話してくれました。