また、現役を引退した馬を適正な生活環境で飼養管理し、馬の余生を見守ると同時に、人と馬がふれあえる環境の創出に取り組むNPO法人に対し、収益の一部を毎年寄付するという。
「競走馬馬主様向けBlackCard」ローンチのきっかけ
ラグジュアリーカードは2017年の「日高軽種馬農業協同組合北海道市場」でのセレクションセールに協賛出展したが、その際、馬主から「競走馬落札時の支払いにクレジットカードが使えないのか」との問い合わせがコンスタントにあったという。今回の競走馬馬主向けカード「Racehorse Owners Mastercard Black Card」の提携は、その声に応えるかたちで実現した。カード表面にはシルバーの馬影も刻印されている。
祝い金・見舞金制度も
また、対象馬が中央競馬の平地競走で優勝した際には10万円の支払いがあるほか、偶然のケガによる死亡、瀕死で蘇生処置が不可能と獣医が判断し、屠殺した場合に50万円の支払いがある。
日高軽種馬農業協同組合 北海道市場で。(写真提供=ラグジュアリーカード)
売却総額合計は「53億3830万円」──
ちなみに、7月26日~27日に行われた「日高軽種馬農業協同組合 北海道市場」で7月27日に行われた2022セレクションセールのうち、最終日27日の結果は以下のとおりである。
■上場頭数合計:301頭
■売却頭数合計:263頭(売却率87.4%)
■売却総額合計:53億3830万円
■取引平均額:2029万7719円