ギャップを埋める
就職先によっては、新しいスキルを身につける必要があるかもしれない。まず、夢の職業において熟練するために何が必要かを判断してみよう。学歴や資格は必要? それとも、LinkedIn(リンクトイン)やUdemyでいくつかのコースを受講するだけで十分だろうか。その場合、フルタイムの仕事を続けながら、夜間や週末に授業を受けることもできる。一般的に、キャリアを大きく変えるほど、学習曲線も急になるため、退職届を提出する前に何が必要かをきちんと確認しておこう。
自分自身をリブランディングする
リブランディングは企業だけのものではない。自分のキャリアを改革したいのであれば、自分のブランドに投資する必要がある。何かをする前に、自分自身をGoogle(グーグル)で検索して、何が出てくるか見てみよう。それが、本質的にあなたのパーソナルブランドだ。重要なのは、転職したい仕事やキャリアに基づいて、自分をブランド化することだ。その分野の正式な学位を持っていなくても、転用可能なスキルに焦点を当てる。例えば過去10年間、企業のイベントを企画・運営してきたのであれば、あなたはイベントプランナーということになる。今ある仕事ではなく、就きたい仕事のために自分を売り込むのだ。
話を聞かせてもらう
キャリアがどのようなものかはわかっていても、それを日々実践している人と話すことに勝るものはないだろう。自分が見習いたいと思うキャリアの人を探してみよう。そして、リンクトインやメールで連絡を取ろう。共通の繋がりが1人、2人いれば、なおさらよい。その際、相手のことを配慮し、相手の都合がいいときに15分でも20分でもいいので話をしたいと伝えよう。また、仕事を探しているのではないことを明確にしよう。そのポジションや業界についての貴重な意見に興味があるだけなのだ。そして、すぐに返事がない場合は、2週間後にフォローアップをしよう。忙しかったり、休暇中であったりすることはよくあることなので、あきらめてはいけない。
試してみる
情報量のある話を聞けた後は、次は実際に自分のキャリアを試してみる番だ。この練習では、実際にその新たな職がどのようなものかなのか体験することができる。
いくつかのアイデアを紹介しよう。
・ボランティアに参加して、日々の仕事を体験する
・その職業について教えてくれる人をシャドーイングする
・プロボノ(ボランティア)でもいいから、フリーランスで経験を積んでみる
・時間が経てばフルタイムの仕事になるような副業を始める
結局、最も重要なことは、自分自身に忍耐強くなることだ。キャリアを再構築するのは簡単なことではない。しかし、少し自分自身のことを見つめ直し、粘り強く努力すれば、それだけの価値があることに気づくはずだ。