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2022.07.29 06:45

最後のWindowsになるはずだったOS Windows 10が提供開始|7月29日

Getty Images

2015年7月29日に、マイクロソフトのWindows 10がリリースされました。

以前のバージョンはWindows 8.1で、9を飛び越す形で10が誕生したのです。マイクロソフトはこれについて「新世代のウィンドウズ、そしてあらゆるデバイスで包括的に動作する幅広いプラットフォームであるといったことを表わしている」と説明しています。

ウィンドウズの歴史は1985年にWindows 1.0に始まり、バージョンの改訂が繰り返され2009年にはWindows 7、2012年にはWindows 8、2013年にWindows 8.1と続きました。

Windows 10となり新たに加わった機能としては。作業環境によって選べる「デスクトップモードとタブレットモード」、複数のデスクトップの切り替えが可能な「仮想デスクトップ」、新しいブラウザである「Microsoft Edge」、音声認識機能付きアシスタントである「Cortana」、生体認証でのサインインが可能な「Windows Hello」などがあります。

発売直後のWindows 10は最後のWindowsとされ、これまでのような数年に一度のOSのメジャーアップデートはされず、半期に一度のアップデートを繰り返す方式へと転換するという触れ込みでした。

しかし、のちに発言の撤回があり、2021年6月には時期OSとして「Windows 11」が発表されたのです。
なぜ、最後のバージョンとされていた「Windows10」の名称を上書きし、「Windows11」としなければならなかったのでしょうか。

それは、長年左下に配置されていた「スタート」ボタンの中央への移動、スマートフォンやタブレット風のヴィジット機能の追加、PCゲームの起動が高速となる「Direct Storage」という仕組みを取り入れるなど、新バージョンとして差し支えないほどの大きなアップグレードをアピールするためと考えられます。

連載:今日は何の日?

執筆協力=アステル

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