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2022.07.28

いちばん稼ぐ私鉄はどこの何線? 日本初の私設鉄道が開通|7月28日

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1883年の7月28日、日本で初めての私設鉄道会社「日本鉄道」が運営する鉄道が東京上野から熊谷の間で開業しました。これは現在の東北本線・高崎線として今もなお残っています。

現在、首都圏には大手私鉄が9社、路線は38路線あります。国土交通省の「鉄道統計年報」 によると最も収益力が高い路線は「小田急電鉄小田急線」で、年間1142億円稼いでいるそう。続いて「東武鉄道伊勢崎線」の887億円、「京浜急行電鉄本線」の653億円、「京王電鉄京王線」の639億円と続きます。

小田急線といえば、新宿をはじめとした都心から、江ノ島、小田原などの観光地へもアクセスが便利な人気の私鉄です。「ライフルホームズ」の首都圏「借りて住みたい街」ランキングで2年連続1位となった神奈川・本厚木が沿線にあるなど、沿線に暮らしやすい街が多いことも人気の理由の一つとして挙げられるでしょう。

さらに、小田急線は2022年3月12日にダイヤ改正をおこなった際に、子どものIC運賃を一律50円へ引き下げる大胆な政策が話題となりました。かなり攻めた政策に思えますが、小児運賃を減額することで、同伴する大人の利用増加が見込まれるほか、将来的な子育て世代の流入へ繋げる狙いがあるといいます。

連載:今日は何の日?

執筆協力=アステル

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