ビジネス

2022.07.28 07:00

パーツは3つだけ、米国産にこだわったスニーカーの新ブランド

Getty Images


いくつもの課題があるにもかかわらず、リッチは、地元カリフォルニア州での生産も目指した。「それが、いまもこれからも、最大のチャレンジだ。シューズを地元カリフォルニア州で生産するにはどうすればいいのかを、逆算するようにして考えた」
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「Psudoのスニーカーは、従業員が訓練を積まなくてはならない従来型のシューズ工場では作られていない。国内生産を巡っては困難に直面しているが、その困難をはるかに超えるメリットを得ることができる。たとえば、海外への出荷を計算に入れた一般的なリードタイムは不要だ。D2C(direct-to-consumer)ブランドとして、注文が入ったらオーダーメイドで生産し、過剰生産にならないようにしている」

Psudoは現在、自社ウェブサイト、ならびに提携先の靴オンライン販売サイト「ザッポス」で販売している。ゆくゆくは、大量販売にも手を広げていきたい考えだ。

Psudoは、リッチと、その妻で同社の最高マーケティング責任者(CMO)を務めるコートニー・リッチ(Kortney Rich)が自己資金で立ち上げた。2022年5月には、スターン・イージス・ベンチャーズ(Stern Aegis Ventures)が主導したシートラウンドで、300万ドルの資金を調達している。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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