新型クラウン公開。第一弾は「クロスオーバー」、4バリエーションで世界展開へ

クラウン(クロスオーバー)

16代目となるトヨタ新型「クラウン」が世界初公開された。ユーザーの多様な価値観やライフスタイルに添うべくイメージを一新、クロスオーバー/スポーツ/セダン/エステートの4つのバリエーションをもつフラッグシップモデルとして刷新された。第1弾として発売されるのはクロスオーバーで、本年秋頃に発売されるという。

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クラウン(クロスオーバー) 撮影:三橋仁明 / N-RAK PHOTO AGENCY

1955年に誕生したクラウンがもつ「革新と挑戦」のDNA。それは戦後間もない時代に、初の独自開発で苦難を重ね高級車を作り上げたことによるものだ。そのDNAは、以降67年に渡り歴代クラウンに受け継がれ、常に時代の一歩先を行く新しい価値を追求してきた。しかし、時代の変化とともにユーザーのニーズは多様化し、クラウンのフラッグシップとしての存在感は希薄になっていく。

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撮影:三橋仁明 / N-RAK PHOTO AGENCY

新しいクラウンの開発にあたり、開発チームは「クラウンとは何か」を徹底的に見つめ直し、「これからの時代のクラウンらしさ」を追求した。その結果、作り出されたのが4つの全く新しいクラウンだ。セダンとSUVを融合させた新しいスタイルの「クロスオーバー」、エモーショナルな雰囲気を持ち、運転しやすいパッケージとともにスポーティな走りを楽しめる「スポーツ」、新たなフォーマル表現とともにショーファーニーズにも応える「セダン」、大人の雰囲気で余裕のある走りを持つ機能的なSUV「エステート」をラインアップし、今後、約40の国・地域に順次展開していくという。

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クラウン(スポーツ) 撮影:三橋仁明 / N-RAK PHOTO AGENCY

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クラウン(セダン) 撮影:三橋仁明 / N-RAK PHOTO AGENCY


クラウン(エステート) 撮影:三橋仁明 / N-RAK PHOTO AGENCY

新型クラウン(クロスオーバー)は、「これからのクラウンをゼロから考え作り上げた、飾り立てない上質なデザイン」として、クーペライクシルエットにリフトアップスタイルを組み合わせ、流麗さとダイナミックさを両立させたエクステリアデザインを持つ。

ヘッドランプとテールランプは左右に一直線につながる形状、キャラクターラインに頼らず面の抑揚で質感を表現したサイドビューなど、シンプルでありながら鋭さと雄大さを兼ね備えている。

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