潜在的な危険の存在を意識する
集団で走るときは、通常、交通量、道路上の野生動物、警察、あるいは危険な状況を発見したときに、誰かが他の人に警告を発するものだ。1人で乗っているときは、自分だけが見張り役なのだから、普段以上に気を配ろう。白昼夢を見るのは最小限にとどめよう。
オフロードに慣れておくこと
バイクライフのどこかで、砂利道、泥、小洪水、氷雪など、さまざまな場所を走ることになる。1人で走っていて、道を外れてしまい、気がついたら大変なことになっていた、ということにならないように、舗装道路以外での走行に慣れておこう。に練習する仲間を見つけるか、プロのオフロードプログラムに参加すれば、どんな泥だらけの事態にも対応できるようになる。
倒れたバイクを起こせるようになる
2人以上のライダーがいれば、万が一バイクで転倒しても、起こしてもらうことができる。1人では難しいが、身長、体重、性別に関係なく、必ずできるようになる。転倒したバイクの起こし方を紹介した動画もある(検索すると、あなたのバイクと同じようなバイクが映っている動画もある)。
もし、動画を観てもうまくできない場合は、近くの販売店に行くと、たいていの場合、教えてもらえる。それでも起こせない場合は、当局に連絡して助けてもらうか、プライドを捨てて、誰かが手を貸してくれるのを待とう。
財布にメモを忍ばせて発見者に何をして欲しいかを知らせる
誰も家を出るとき「ベーグルを買って、マスキングテープを巻いて、それから事故を起こす」とは口にしない。しかし、万が一、あなたが意識を失ってしまった場合、あなたをサポートしてくれる人たちの仕事をできるだけ簡単にしてあげよう。
小さな紙に肉親、大切な人、主治医など、事故が起きて動けなくなったときにすぐに知らせるべき人たちの名前を記しておく。折りたたんで財布に挟んでおけば、救助を待っている間に見知らぬ人があなたの持ち物を探り始めたときに、真っ先に目に飛び込んでくるはずだ。