「ボヘミアン・ラプソディ」はブライアン・メイ、そしてQueenのドラマーであるロジャー・テイラーが制作に関わり、キャストの徹底した役作りや当時を再現したセットなどが話題となりました。彼らの協力無くしてはここまでの大ヒットにはならなかったのではないでしょうか。
英Expressによると、それほどの功績者であるQueenには、利益の半分からマーケティング、流通、販売に関する費用を除いた額の半分が支払われる契約だそう。その計算でいくと、2018年10月24日の公開日から2019年1月時点でQueenの4人のメンバー1人ごとに約100億円が支払われることになります。
最終的に支払われた金額はわかりませんが、映画の興行収入は2019年5月12日には世界興行収入約1008億円に上ったことを念頭に置くと、彼らの取り分はかなりの額になったと予想されます。
ここで着目したいのが、取り分はQueenのメンバー4人に支払われるということです。メンバー4人というと、実際に映画の制作に携わったブライアンやロジャーのほかにも、現在引退しているベースのジョン・ディーコン、そして今は亡きフレディ・マーキュリーも入ることになります。これは、フレディ亡き後、Queenに入る利益は4人で均等に分ける決まりになっているから。
ちなみに、フレディの取り分はフレディを生涯支えた元恋人であり親友のメアリー・オースティンが受け取るといいます。
連載:今日は何の日?