2020年のiPhone 12は、パンデミックの影響で10月の発表となったが、昨年のiPhone 13が9月のアナウンスだったことを考えると、今年のiPhone 14も9月の発表と考えてほぼ間違いないだろう。
アップルは通常、新端末のアナウンスの翌週金曜日にそのデバイスを発売するが、そうでない場合もある。iPhone 8とiPhone X は2017年9月に発表されたが、iPhone Xの発売は11月にずれ込んだ。翌年のiPhone XSとXRも9月に発表されたが、XRの発売日はXSの2週間後だった。
今年のiPhone 14シリーズも、iPhone 14 Maxのみがやや遅れて発売されるという噂があるが、まだどうなるかは分からない。
それでは、今年の発表の日取りはいつになるのだろう? アップルは、発表イベントに9月の第1週か第2週の火曜を選ぶ傾向があり、今年は9月6日(火)と9月13日(火)が有力候補となる。しかし、今年の9月5日はレイバーデーの休日のため、6日になる可能性は低くく、13日になるという見方が有力だ。
ここで気になるのは、今年のイベントが完全な対面式のものになるか、バーチャルイベントになるかだが、筆者は、6月のWWDCのようなハイブリッド形式になると考えている。この形式であれば、仮にウイルスの感染動向が悪化した場合でも、対面の要素を排除すれば予定通りイベントを開催できる。アップルは、対面式のイベントに向けて入念な準備を行っているが、同時に、非常に高いクオリティの録画を用意しておくと考えられる。
上記のような観点から考えて、筆者は今年の発表イベントが9月13日(火)に行われれ、発売が9月23日の金曜日になる可能性が最も高いと推測している。
また、新端末の名称については、今年のiPhone 14 シリーズのプレミアム端末は、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Max になるとの見方が有力だ。しかし、6.7インチディスプレイを搭載する端末の廉価なバージョンが、iPhone14 Plusと呼ばれるとの噂もある。
9月の発売に向けて、今後のさらなるリーク情報に注目していきたい。