キャリア・教育

2022.07.11 21:00

面接に呼ばれない理由かも? 職務経歴書の3つのミス


3. 職務経歴書に気をそらす要素が多く含まれている


これは職務経歴書の形式ではない。間違った形式で書かれていれば確かに気がそらされてしまうかもしれないが、あなたの専門性から注意を奪ってしまいかねない要素として十分議論されていないものがある。常に職務経歴書を編集している状態ではこの間違いに気づくのは難しいことがあり、大半の求職者はこの要素に気づかない。これは、専門用語だ。

職務経歴書の中の専門用語とは、あなたの会社や業界外の人が理解しづらいような言葉、達成事項、成果だ。たとえ職務経歴書が素晴らしいものに見えたとしても、リクルーターや人材を必要としている管理職は専門用語により、あなたは今の場所にとどまった方がよいと思うだろう。あなたの方で、自分にはその仕事をこなすのに必要な経験を備えていることを理解していたとしてもだ。

専門用語に気づき、それをなくすためには、理想的な役割の職務記述書をいくつか選んで職責や資格の説明に使用されている言葉を分析すること。次に自分の職務経歴書を読み、自分の経験についても同じような方法で説明しているかを確認しよう。それから、自分が次に求めている役割に合わない単語は削除すること。

ここに挙げた職務経歴書の間違いを犯しているようであれば、それは転職活動を改善するためできることがまだあることを意味している。こうした3つの職務経歴書のミスに取り組む意思があれば、楽しく働ける仕事につながる面接の機会を手に入れられる可能性がはるかに高まるだろう。

翻訳・編集=出田静

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