時計の常識を覆す技術をあえてクラシックなスタイルで包み、小窓から覗かせるのみ。慎ましいながらもその姿には革新の矜持が宿る。
誇るべきものこそ、慎ましく
歯車とゼンマイで動く機械式時計は、ともすると古典的な機械に思われがちだが、今や最新鋭の技術革新が注がれ、アナログの限界を超えようとしている。
フレデリック・コンスタントの新作はまさにそんな画期的な発明だ。
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高振動数は高精度と安定性をもたらすため、従来の調速脱進機に代わるオシレーターが注目を集めている。技術開発会社との3年にわたる共同開発により、毎時28万8000振動の超ハイビートを実現。コンパクトサイズによる搭載の汎用性、さらに精度の微調整もできるという点で大きなアドバンテージを持つ。ポインターデイト搭載。「スリムライン モノリシック マニュファクチュール」世界限定810本。SSケース、40mm径、自動巻き。59万4000円／フレデリック・コンスタント 0570-03-1988
精度を司るヒゲゼンマイやテンワ、アンクルの機構を超薄型シリコンプレートのオシレーターに一体化することで、通常の10倍もの高振動数を実現。
高精度なだけでなく、小型化によって一般的なムーブメント構造にも組み込みやすく、しかも軽量かつパーツ点数を抑えた省エネ設計で80時間のロングパワーリザーブを誇る。
ヒゲゼンマイやテンワ、アンクルに代わる独自のオシレーター（＊）は、サイズを抑え、従来のテンプ位置にも収まる。そのため一般的な輪列を崩すことなく、微調整で標準的なムーブメントにも適応でき、拡張性も高い。さらにヒゲゼンマイを持たないことで姿勢差による影響を受けづらく、シリコン製のため耐磁性にも優れている。（＊）モノリシックオシレーター
時計技術の伝統を受け継ぎつつ、先端素材や最新鋭の加工製造によって高精度と実用性の最適値を導き出した革新的なムーブメントだ。
機械式ムーブメントの常識を覆すモノリシック オシレーターは厚さ0.3mm、直径9.8mmと非常にコンパクト。振角はわずか6度で超高速振動を可能にした。また、針の進みや遅れを調整する緩急針代わりに棒状のおもりを搭載することで、メンテナンス性も高めている。
時計の歴史に新たな1ページを加えた独創的な技術だが、それをクラシックなデザインに秘め、ブランドの代名詞であるハートビートからその動きを慎ましく覗かせる。
世界限定810本。SSケース、40mm径、自動巻き。59万4000円／フレデリック・コンスタント 0570-03-1988
世界限定810本。SSケース、40mm径、自動巻き。59万4000円／フレデリック・コンスタント 0570-03-1988
世界限定81本。K18ローズゴールドケース、40mm径、自動巻き。198万円／フレデリック・コンスタント 0570-03-1988
そこに貫かれるのは、高級時計の楽しみを広く一般に味わってほしいという“手の届くラグジュアリー”を標榜するブランド哲学であり、周囲にひけらかすことのないさりげない主張に絶対的な自信が伝わってくる。それをもって矜持と呼ぶ。
フレデリック・コンスタント 2022 サマーキャンペーン開催
2022年8月31日（水）まで、キャンペーン対象店舗にて「フレデリック･コンスタント 2022 サマーキャンペーン」を開催中だ。キャンペーンでは、フレデリック・コンスタントのメンズ時計をご購入の方に、毎日の生活に欠かせないオリジナル本革製ペンケースをプレゼント。さらに、「スリムライン モノリシック マニュファクチュール」を含む対象時計をお買い上げいただいた方には、替えストラップの中から、お好きな色のストラップを1本贈呈する。
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※本文中における素材の略称：SS＝ステンレススチール、K18＝18金
問い合わせ
フレデリック・コンスタント相談室
0570-03-1988
https://frederiqueconstant.jp
