経済・社会

2022.07.09 07:00

トランプと米議会襲撃事件を描いたドキュメンタリーがDiscovery+で公開

Getty Images / ドナルド・トランプ

Getty Images / ドナルド・トランプ

映画製作者のアレックス・ホルダーが2020年の大統領選挙中のトランプ陣営を取り上げた待望のドキュメンタリー作品「Unprecedented」が7月10日、Discovery+で公開される。この作品には、1月6日の議事堂襲撃事件の調査委員会に召喚された映像が含まれている。
 
作品の予告編は6日に公開され、トランプ前大統領や娘のイヴァンカ、マイク・ペンス前副大統領、ドナルド・トランプ・ジュニア、ジャレッド・クシュナーらのインタビューに加え、暴動の朝に行われたトランプの集会の模様が映し出されていた。
 


 
映像の最後には、誰かがトランプに1月6日の出来事について話せるかどうかを尋ね、トランプが「もちろん」と答えるシーンが収められていた。このドキュメンタリーは、6月の公聴会でも公開される予定だったが直前になってキャンセルされていた。
 
英国のドキュメンタリー作家であるホルダーは先月の委員会で証言を行ない、約11時間の映像を調査のために提出した。ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、ホルダーはこの作品のために3回トランプにインタビューを行ない、うち1回は暴動直後に行っていた。
 
ホルダーによると、3部構成のドキュメンタリーには「これまで報じられていない暴動の映像」や、選挙戦後半のトランプ一家と政権幹部の様子が収められている。Deadlineの取材に対しホルダーは、彼が撮った暴動の映像が、「事件を最も鮮明に記録したドキュメンタリーだ」と述べている。彼によるとトランプ陣営は、この映像の編集に関わっていないという。

編集=上田裕資

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