ビジネス

2022.07.05

那須から世界へ 「観福農」で叶えるサステナ時代の幸福

那須にオープンする商業施設「GOOD NEWS」


そして、その眼差しは世界へと向けられている。本プロジェクトはサマンサタバサの創業者、寺田和正氏がパートナーとして参画しているが、その一環として既にバターのいとこは、羽田空港にあるサマンサタバサグローバルアイランドや、新千歳空港のサマンサタバサスイーツ&トラベルなどで展開されている。

今後はGOOD NEWSも含めて、より多くの国内外の観光客に情報発信をしていく。彼らの最終的な理想は、社会課題解決の知見やアイデアを蓄積し、日本が誇る“グローカル”の代表モデルとして、世界中の人々の心に語り掛け、地球全体をより良くしていくことだ。

「僕は自分自身が幸せになりたいと思っているんですよ。それってどういう状況かと考えた時に、やっぱり仲間や家族、お客さんなど、身近な人が笑っていることかなと。地域も社会も地球も、その延長線上にある。地球のため、環境のためというのが先だと、疲れちゃうんですよね。まず自分の幸せを強く願う。その先に幸せの輪が広がっていき、結果として、世の中は良い方向に向かうのではないかと思います」



宮本吾一
◎人も、自然も、地球も。みんなが笑顔になる未来を想って社会課題を目指すGOOD NEWSの代表取締役。那須にあるマルシェ&レストラン&ゲストハウスの複合施設「Chus」、居酒屋「酒と肴 あくび」のオーナーであり、「バターのいとこ」の生みの親。地域や社会の課題解決に勤しむアクティビストとして、全国的に知られている。

連載:クリエイティブなライフスタイルの「種」
過去記事はこちら>>

文=国府田淳

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事