経済・社会

2022.06.28 08:30

私たちは銃規制に向けて団結できるか? イエス、まず地域で考えデータを集めよう

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ナッシュビルの健康と保健の問題を明確化し、保健の効果の改善に取り組んでいる非営利団体ナッシュビルヘルスは、最新の「コミュニティの健康と福祉の調査」で、これら4つの質問を中心とした銃器の所有と安全な取り扱いに関する統計的に有意なデータを得た。
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銃器の安全はまぎれもなく公衆衛生の問題であり、しかるべき扱いを受けなければならない。銃犯罪は米国における早死の最大の原因であり、この国の地域社会の身体的、心理的、情緒的健康と福祉に途方もない影響を与えている。このため、コミュニティと公衆衛生に力を注ぎ、正確な情報に基づく知見を備えたナッシュビルヘルスのような組織は、銃器の安全な取り扱いに関する議論を進める上で理想的なパートナーである。

ナッシュビルヘルスの地域に根ざした取り組みのおかげで、ナッシュビル市はこうしたデータを得られる数少ない都市の1つになった。以下に、彼らのデータを掲載する。

1. ナッシュビル市民の27%は自宅周辺に銃器を保管している
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2. その銃器の42%には、調査回答時点で弾丸が込められている

3. 弾丸が込められた銃器の51%は鍵のかかっていない場所に保管されている

4. ナッシュビル市民の63%は、自宅や車に銃器があるほうが安全だと感じている(安全でないと感じた人はわずか2%で、34%はどちらともいえないと答えた)

なぜこの情報が重要なのか? それは、地域のデータに関する知識は、地域社会の文化の共通理解につながり、多くの場合、地域社会の問題解決を促すからだ。しかし、我々にはこの種のデータが欠けていた。地域レベルだけでなく、もっと恐ろしいことに、国レベルでも長年このデータが存在していなかった。

最近まで、連邦政府の資金による銃犯罪の調査は禁止されており、そのため十分な情報に基づく政策変更につながる本質をつく銃器分析が妨げられてきた。2019年、議会はこの曖昧な禁止条項を明確化し、1996年以来初めてとなる銃犯罪に関する調査への道を切り開いた。
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翻訳=高橋信夫

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