分割後の会社は「グローバル・スナッキング」と「ノースアメリカ・シリアル」、「プラント」。いずれも上場企業となる。
このうち会社の規模がもっとも大きいのはグローバル・スナッキング社で、ケロッグの売上高の75%超を占める。米国外のシリアル事業のほか、米国で「チーズイット」や「ポップタルト」など非シリアル製品の大半を手がける。
ノースアメリカ・シリアル社は「ライスクリスピー」や「フロストフレーク」といったシリアル製品の北米事業などを、プラント社は「モーニングスター・ファームズ」ブランドを主力とする植物由来食品をそれぞれ担う。
ケロッグによると分割は2023年末までに完了する見通し。
米食品業界では20日、ケロッグの競合相手でもあるモンデリーズが、エナジーバーメーカーの米クリフバーを少なくとも29億ドル(約3900億円)で買収する計画を明らかにしている。