ワークライフバランスの改善に役立つ5つのテックハック

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自由に使える時間が週に2時間増えたら、何ができるだろうか。2時間どころか、もっと多くの時間を自由に使えるようになったら、何をしたい? 

自由な時間を増やすことは、ワークライフバランスを改善させるうえで大事な要素の一つだ。しかし残念なことに、仕事と自由な時間の板挟みになっている人がほとんどだろう。職場で四苦八苦しながら業務を終わらせ、急いで帰宅して家事をどうにかこなす日々を送るわけだ。

米国では、「通常勤務している1週間で、かなりのストレスを感じることが少なくとも1回はある」と答えた人が84%以上に上るのも無理はない。

言うまでもなく、働く時間を増やしても解決にはつながらない。しかし、1週間の勤務中の時間をいくらかでも取り戻すのに、テクノロジーにできることはあるはずだ。

テクノロジーをこよなく愛する人だけでなく、テクノロジーには我慢ならないという人にとっても、役立つ方法はあるかもしれない。

以下では、テクノロジーを活用して自分の時間を取り戻すためのワザをいくつか紹介しよう。

1.メールのフィルターを設定する


受信トレイに届くのは必要なメールだけ、というのが望ましいが、理想と現実は違う。受信トレイにメールがあふれていると、驚くほど時間が無駄になるのはもちろん、大きなストレス源にもなることもある。

しかし、メールフィルターを設定するか、いっそのこと、「Clean Email」や「SaneBox」といったメールマネージャーを使って、受信メールを自動で仕分けすれば、時間に余裕ができる。

メールサービスプロバイダーにはたいてい、メールにラベルを付けたり、フィルターをかけたり、フォルダに分けたりといったことが自動化できる機能がある。仕分けルールを設定でき、場合によってはメールの色分けも可能だ。

そういった機能は、メールプロバイダーの設定タブを開くと使えるようになっている。メールマネージャーの場合も、設定にはある程度の時間が必要だ。

メールサービスプロバイダーとメールマネージャーの大きな違いは、使える機能とその柔軟性だ。メールマネージャーのほうが確かな機能がそろっている。しかし、余計な機能は不要だという人は、利用しているメールサービスプロバイダーの機能で事足りるかもしれない。
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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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