アルバムの商業的な成功を追跡するビルボード200でBTSが1位を獲得するのは6回目だ。
アンソロジーアルバム『Proof』は6月10日に発売された。6月16日までの1週間の売り上げには、ストリーミングでは聴けない曲を収録したCDの販売が大きく貢献している。
Proofを発売した数日後、BTSはソロ活動に専念するため無期限に活動を休止すると発表したが、解散ではないとファンに明言。メンバーの1人、ジョングクは「いつか戻ってくることを約束する」と語った。BTSは2022年初めにも活動を休止するなど、何回か活動を休止している。
チャートではBTSのほか、プエルトルコのラッパー、バッドバニーの『Un Verano Sin Ti』、英歌手ハリー・スタイルズの『Harry’s House』、米ラッパーのポスト・マローンの『Twelve Carat Toothache』、同じく米ラッパーのフューチャーの『I Never Liked You』がトップ5に入った。
BTSのチャート1位は短命に終わるかもしれない。カナダ出身のラッパー、ドレイクが17日にサプライズでダンスアルバム『Honestly, Nevermind』を発表し、その1時間後にはApple Music史上最もヒットしたダンスアルバムとなった。このアルバムに収録されている曲は同日、Spotifyの米トップ10のほぼすべてを占めた。