景気後退が起きても継続すべき3つの習慣

fizkes / Shutterstock.com

米国では最近、リセッション(景気後退)入りの可能性が取り沙汰されている。だが実際にどうなるかはわからないし、心配しても始まらない。できるのは、自分の力の及ぶことについて集中することだ。リーダーシップを発揮し、冷静さを保つこと。以下に、景気後退が起きたときに続けるべき3つの習慣を挙げる。

1. 節約を続ける


景気後退の可能性について聞き、まず真っ先に「貯金しなければ」と思うなら、あなたは危ない状態にあるかもしれない。緊急事態に備えた一定額の貯金は、普段からしておくべきだ。普段から倹約の習慣を続けよう。

2. 常に大局を見る


「景気後退」と聞くと、不安に駆られる人は多い。人は、景気後退を失職や損失と同義に捉えてしまう。また、お金にかかわることには感情的になる。

自分の貯金が減っていくのを目にするのは気持ち良くないし、解雇されてしまえば絶望的な気持ちになる。だが、景気後退が永遠に続くわけではないことを心に留めておこう。景気は後退した後、回復する。経済は最終的に、自然と上を向くのだ。

ジェットコースターはテーマパークだけで十分だと思いたいものだが、それと同じような急激なアップダウンは人生にも訪れる。上昇するには、下降もしなければいけない。

3. 自分と周囲に投資を続ける


景気が後退したからといって、自己研磨をやめてはいけないし、周囲の人々の成長機会を奪ってもいけない。新たなスキルを身につけて、仕事での成長に投資し続けよう。部下がいる立場であれば、みんなの能力を伸ばす機会を与え続けること。優先順位が変わる可能性はあるが、人への投資を続けことが大事だ。

世界は変化を続けており、常に自分の都合のよい方向に向かうとは限らない。それでも、自分の生活やキャリアについては、自分が決めることができる。日ごろから蓄えを持ち、冷静さを保ち、自分自身と周囲への投資を続けること。外からの力によって、自分の進む道を外してはいけない。

編集=遠藤宗生

ForbesBrandVoice

人気記事