「紙だから」「竹だから」という理由で無駄に使い捨てしていては本末転倒である。
使えば使うほど環境が良くなる夢の素材が発明されない限り、大量生産・大量消費社会は地球を破滅へと導く。
常に新しいものを求めるのではなく、今あるものに目を向け、足るを知ることが大切なのだ。
私たちにできること
地球の未来に危機感を覚える人が増え、ごみをゼロにすることを目標に生活する「ゼロ・ウェイスト」という考え方が広まっている。
日本は1人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量が世界2位であり、完全に避けることは難しいかもしれないが、少しずつできることから始めていけば未来は変えられる。
最も大切なのは「本当に気に入ったものしか買わない」こと。
1つ1つのものを丁寧に選び、愛着を持ってできる限り長く使っていこう。
【参考】
・Kurzgesagt
・GREENPEACE「人類がこれまで作ったすべてのプラスチックがまだ地球上に存在している」
・GREENPEACE「プラスチックの使い捨てマスク、世界で毎月1290億枚…健康と環境を守るには?」
・環境省
・農林水産省
・イギリス環境庁
※この記事は、2022年5月にリリースされた「エシカルな暮らし」からの転載です。