キャリアが行き詰まっているときの7つの対処法

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5. 支援を求め、受け入れる


行き詰まっていると感じるときに周囲から孤立すれば、状況は悪化するだけだろう。自分が求めているものが分かったら、他者に支援を求めよう。信頼できる友人やメンターなども、偏見がない温かな励ましの言葉をかけてくれるかもしれない。相手もそうした状況を体験したことがあり、抜け道を探す助けになってくれる可能性が高い。

助けを求めるだけでなく、それを受け止められるよう心を開くことも必要だ。与えられたアドバイスには、自分がよく知らない道が含まれているかもしれないことを理解し、助言を聞く最大限の努力をしよう。現在のマンネリを乗り越えられる可能性が上がるよう、抵抗するのではなく柔軟性と適応力を持つこと。

6. セルフケアを取り入れる


自分を酷使したりニーズを無視したりすれば、逆に前進が妨げられる。研究からは、セルフケアが成功を促すことが示されている。そこで、大事な友人や同僚を励ますのと同じような方法で自分を大事にする習慣を身につけよう。これはつまり、自分を厳しく批判するのではなく優しく気遣うことを意味する。

体の声を聞こう。頻繁に頭痛があったり、エネルギーが下がったりしていないだろうか? その場合はおそらく充電が必要だ。きちんとした休息やリラックス、栄養、運動を心掛け、体をいたわること。

また、教育を目的とした気分を盛り上げてくれるポッドキャストや本、TEDトーク、記事、動画を通して心を豊かにすること。瞑想(めいそう)や祈り、内省、自然の中で時間を過ごすこと、友人や家族の訪問を通し、元気を取り戻そう。

7. 安全地帯を抜け出す


安全地帯では停滞が悪化するもので、キャリアのマンネリが生まれるのもここだ。それまでになかったものを求めている場合、それまでにしたことがないことをしなければならない。マンネリから抜け出すにはリスクを取り、その報酬を得るよう努力することが必要だ。

仕事でやりがいのある業務を求めたり新たな事業の売り込みを主導したり、新入社員のトレーニングを志願したりすることで積極的に取り組み、自らの専門性を示すこと。オフィス外では継続的に講座を受講したり、業界の理事会や委員会に参加したり、仕事でインスピレーションをくれる人と人脈を築いたりして仕事での成長を強化する。

キャリアのマンネリを抜け出す鍵は行動を取ることだ。行動を取れば、さらなる行動が続く。ここに挙げた7つのコツに従えば、すぐに行き詰まりを抜け出せるだろう。

翻訳・編集=出田静

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