キャリアが行き詰まっているときの7つの対処法

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2022年もほぼ半ばだが、あなたは仕事の目標を達成しているだろうか?

目標が達成できないことと、仕事で停滞期に陥っていると感じることは別物だ。停滞期を示すサインには次のようなものがある。

・以前のようにやる気を感じない
・前進させてくれるような答えやリソースがないため不満だ
・空回りをしていて明確な方向性がない
・何かが間違っていると感じるが、次に来るものを恐れているためその感覚を無視するか行動を取るのを先送りにしている

こうした赤信号が一つでも当てはまる場合、あなたはおそらくキャリアで行き詰まっている。

明白に思われるかもしれないが、多くの人はキャリアで行き詰まっていることに気づかない。こうした人は忙しくして不満を無視するか、恐怖を理由に現実に立ち向かうことを避けるものだ。しかし、問題を解決する最初のステップはこれを問題として認識することにある。一度認識すれば、克服のための対策を取ることができる。

ここでは、キャリアの行き詰まりを脱する7つの方法を紹介する。

1. 考え方を変える


行き詰まっていると感じるときは惨めさに浸りたくなるものだが、ネガティブな考えにとどまっていても先には進めない。そこで、前向きさと可能性を基にした考え方に変えよう。可能性について考えるため現状の制約は考えず、好奇心を持とう。行き詰まりを脱却した将来の自分のキャリアがどのようなものかを思い描くこと。たとえそれが、現在の仕事のシナリオとは異なる場合でもだ。

2. 他者を支援する


行き詰まりへの効果的な対処法の一つは、考えるのをやめて誰かを助けることだ。相手の立場になり、困っている人に自ら支援を提供しよう。利己的な立場から他者に尽くす立場になれば、素晴らしい変化が起きる。誰かの問題解決を支援すれば気分が良くなるため、考え方が変わり、状況を改善する道が開ける。

3. 感謝の気持ちを示す


考え過ぎをやめるもう一つの方法は、感謝の気持ちを表現することだ。あなたの人生に影響を与えた人に感謝の手紙を書いたり、感謝していることのリストを作ったりしよう。これが好循環を生み、双方に利益がもたらされ、立ち直りが促される。

4. 物事を明確にする


行き詰まりから抜け出すには物事を明確にすることが必要だ。まずは「私は何を求めているのか」と自問すること。

これはシンプルな質問だが、大半の人は答えに苦労するだろう。自分の真の望みを理解することに不安や恐怖を感じる人もいるし、忙しい生活を一旦停止し、真の希望を理解する余裕を持ったことさえない人もいる。

キャリアが行き詰まっている人は、この質問に正直に答えるべきだ。たとえその答えが、自分が思っていたもの(あるいはそうあるべきと考えていたもの)と違ったとしてもだ。
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翻訳・編集=出田静

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