マイクロンは20年以上に渡り台湾に投資をしており、台湾にとって最大の外国の投資家だと、マイクロンの台湾支社を率いるLu Donghui(盧東暉)が記者団に語ったという。
CNAによると、マイクロンは台湾で1万人以上の従業員を抱えており、桃園と台中でDRAMチップを製造する2つの工場を運営し、台中では別のバックエンド工場を運営しているという。同社は2016年に台湾のメモリーチップメーカー、イノテラ(Inotera)を約40億ドルで買収していた。
台湾は世界有数の半導体供給国として知られ、世界で最も価値のある半導体メーカーの一つであるTSMCは10日、5月の売上高が前年同月比65.3%増の1857億台湾ドル(約8390億円)に急上昇したと発表した。
フォーブスの世界トップの上場企業リスト「グローバル2000」にランクインしている台湾のテクノロジー企業としては、TSMCのほかにフォックスコンとペガトロン(Pegatron)、インベンテック(Inventec)が挙げられる。
その他の台湾のテクノロジー企業としては、ライトンテクノロジー(Lite-On Technology)やキャッチャー・テクノロジー(Catcher Technology)、ラーガン・プレシジョン(Largan Precision)、コムペック・マニュファクチュアリング(Compeq Manufacturing)などが知られている。