出井さんが、当時ソニーの社長として、「ハードとソフトの融合」を目指して掲げられた「Digital Dream Kids」のビジョンに、心からワクワク、共感して、私は2001年ソニーに入社しました。
その後、ソニーと松本大さんが共同出資で立ち上げられたマネックス証券に、ソニーから出向、その後転籍。2012年に起業のご挨拶に伺った際も、温かい言葉をかけていただき、応援いただきました。
ソニー、マネックス、そしてマネーフォワードと歩む過程で、出井さんがいらっしゃらなければ、僕の人生は大きく変わっていたことでしょう。
ソニーの社長を2005年に退任された後も、クオンタムリープを立ち上げられ、我々若手の起業家と混じってくださり、飽くなき好奇心で様々なチャレンジをされている姿を拝見して、まさに人生100年時代を体現されている方だなあと感激しておりました。
人生100年まであと20年近く残っているのに、出井さん早すぎます。
心からご冥福をお祈りするとともに、後輩として出井さんのチャレンジ精神、飽くなき好奇心を忘れることなく、我々も世の中をForwardしていけるよう、出井さんに良いご報告ができるよう、日々努めてまいります。
出井さん、本当に長い間ありがとうございました。