キャリアの成長を止めてしまう5つの言葉

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4. 「ぴったりの経験がない」


職務記述書を見て一つでも満たせない要件を見つけている人は、これが当てはまるかもしれない。6年の経験が求められているがあなたには5年の経験しかなく、これを理由に応募しないケースなどだ。

条件をすべて満たしていなければ、採用されないわけではない。キャリアを次のレベルに引き上げる上で完璧な経験は必要ない。

自分が持っている経験が、就きたい役割のニーズを満たすためにうまく生かせることを示す必要がある。採用のプロセスで重要なのは信頼の構築だ。候補者としてすべきことは、完璧な経験を持ち合わせていなかったとしてもその役割で成功を収められることを伝え、企業があなたを十分信頼して採用するよう促すことだ。

5. 「解雇されたことが就職の障壁になっている」


過去2年間で、多くの優秀な人材がキャリア初の解雇を経験した。こうした現実を経験すると自信が砕かれるかもしれないが、新型コロナウイルス感染症の流行により、解雇が経験や価値、実績、スキルセットとは関係がないことが示されてきた。さらに、あなたはその才能や専門性を次に働く場所で生かすことができる。

過去の役割で達成したことを挙げ、求める役割に応募するときには自信を持って説明しよう。履歴書の空白ではなく、すばらしい実績に焦点を当てること。

訴求力のある履歴書と面接での強い存在感はもちろん重要だが、まずは自分で自分自身をどのように見ているかについて考えてみよう。キャリアを次のレベルに高める新たな仕事を見つけたい場合は、自分自身がそれをどのように邪魔しているかを認識することが大事だ。

自分のやり方から離れ、制限を設けている考えを変えれば、その他すべてが改善することに気づくだろう。自信を持って前に進み、ついに目を止めてもらって次のレベルの希望の仕事に採用されるよう、一歩引いて自分を観察しよう。

翻訳・編集=出田静

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