「アップルが今年発売するiPhone 14シリーズには、4つの機種が用意されるが、これまでの製品とは異なり、Proシリーズのみに最新のプロセッサが採用される」と、TrendForceは6月1日のレポートに記している。
この情報は、著名アナリストのミンチー・クオやブルームバーグのマーク・ガーマン、匿名リーカーのAppleLeaksProらのリーク情報と一致している。彼らはすべて、iPhone 14の標準モデルとiPhone 14 Max には、iPhone 13と同じA15 チップが搭載されると述べていた。
TrendForceはさらに「アップルは、Proシリーズとエントリーモデルのシリーズを差別化しようとしている」とも述べている。iPhone 14のエントリーモデルは、iPhone 13と同じ外観で、同じノッチ、同じ世代のチップ、同じ背面カメラを搭載するが、Proモデルはデザインを刷新し、次世代のチップや機能を大幅に高めたカメラを搭載するとされている。
そして、アップルはiPhone 14 ProとPro Maxの価格を大幅に引き上げる予定で、1099ドルと1199ドルになるという説が有力だ。一方、標準モデルのiPhone 14の価格は799ドルに据え置かれ、iPhone 14 Maxは899ドルになると予測されている。
アップルは、来年のiPhone15シリーズをUSB-C対応にする見通しであり、筆者としては今年のiPhone 14は見送るか、買うのであればにProモデルにするのが賢明な判断だと考えている。