この調達は早ければ来週にも発表される予定という。
シェアチャットのアプリは15カ国語に対応しており、同社のウェブサイトによると、1億8000万人の月間アクティブユーザーと3200万人以上のクリエイターに利用されている。
モハラ・テックはShareChatだけでなく、Mojという動画プラットフォームの開発元でもある。インドでは約2年前からTik Tokが禁止されているが、MojはTik Tokと類似した機能を持つアプリで、ユーザーが15秒から1分程度の動画を作成することができる。
ロイターによるとグーグルは以前、Mojの競合の短編動画アプリのJoshに出資していたという。インドのテック系スタートアップは2021年に過去最高の350億ドルを調達したが、ここ最近は、世界経済の不透明感が増す中で、新たな資金調達に苦戦しているとされる。
インド工科大学の卒業生3人によって2015年に設立されたモハラ・テックは、スナップチャットの親会社のスナップや、タイガーグローバル、ツイッターからも支援を受けている。
モハラ・テックは2021年4月の調達ラウンドで、スナップやツイッターを含む投資家から評価額21億ドルで5億200万ドルを調達してユニコーンになっていた。同社はまた、昨年12月のシリーズGラウンドでは、評価額37億ドルで2億6600万ドルを調達していた。このラウンドは、ニューヨークの投資会社Alkeon Capitalが主導し、テマセクやMoore Strategic Ventures、Harbourvest、India Quotientなどが参加していた。