マネー

2022.05.31 17:30

【5月第4週資金調達まとめ】クリーンエナジーコネクトが76億円調達


ケイファーマ


調達額:15億5000万円
調達先:慶應イノベーション・イニシアティブ / DCIパートナーズ / 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ / 鹿児島ディベロップメント / ICMG Partners

再生医療製品や医薬品の開発・販売を手がける慶應大学発のスタートアップ。

同社は脊髄損傷や脳梗塞等の再生医療事業と、神経難病などを対象としたiPS創薬事業を進めている。脊髄損傷や脳梗塞など有効な治療法が未だ確立しておらず、一日も早い有効な治療法が求められている。

同社は、最先端研究を推進する慶應義塾大学医学部と連携して、神経再生医療の実用化に向け、その成果をいち早く患者様に届けるトップランナーとして事業を推進している。

2022年5月には、慶應イノベーション・イニシアティブ、DCIパートナーズ、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、鹿児島ディベロップメント、ICMG Partnersの合計5社を引受先とする第三者割当増資により、総額 15億5000万円の資金調達を実施。

今回、資金調達した資金は、脊髄損傷等の再生医療の実用化に向けた研究開発の強化、iPS創薬における企業治験の推進、新規パイプラインの開発に充当する予定だ。

ACALL


調達額:10億円
調達先:ジャフコグループ / Emellience Partners
備考:シリーズBラウンドファーストクローズ

スマートオフィス/スマートビルを実現するクラウドサービス「ACALL」を運営するスタートアップ。

「ACALL」は、スマートオフィスへの変革をサブスクリプション型で提供しているソフトウェアサービス。タブレットやスマートフォンのアプリ、IoTを相互連携させ、会議室管理や入退館セキュリティ、ロボットを活用した無人化などを実現し、ストレスフリーに働ける場所を創造する。

また、2020年5月には、様々なワークスペース、ハードウェア、ソフトウェアを統合してスマートなワークスタイルを実現することができるプラットフォーム「Workstyle OS Portal」をリリースした。同サービスを様々なチェックインアプリケーションと連携させることで、どこでも安心・安全・快適にはたらくワークスタイルを体験できる。

2022年5月末には、シリーズBラウンドファーストクローズにてジャフコグループ、Emellience Partnersを引受先とした10億円の資金調達を実施。これにより、これまでの累計調達額は18億円となった。

今回調達した資金は、オフィスやシェアオフィスなどオフラインのDX体験向上と、ワークプレイスを超えたオンライン上でのコミュニケーションの活性化(=チェックイン体験)に充てる方針だ。

また、プロダクト機能のグローバル対応も進めていく予定だ。
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文=STARTUP DB

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