世界で最も価値あるサッカークラブ、レアルが首位に復帰

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フォーブスが発表する「世界で最も価値あるサッカークラブ」の最新ランキングで再びトップにつけたのは、スペインのラ・リーガ2021~22シーズンで過去最多となる35回目の優勝を果たしたレアル・マドリードだった。

レアルの価値は、昨年のランキング作成時から7%上昇。およそ51億ドル(約6500億円)となっている。これまで18回にわたって発表してきたこのリストで、レアルが1位となるのは6回目(前回は2019年)。

過去に最も多く(11回)首位を獲得しているのは、マンチェスター・ユナイテッドだ(最近では2018年)。昨年はバルセロナが初めて、トップにつけていた(2020年のランキングは作成していない)。

新型コロナウイルスのパンデミックに伴う各国の規制により、2020~21年シーズンは観客数が減少していたものの、上位20チームの平均価値は、前年比で10%上昇。およそ25億3000万ドルとなった。

ランキングに入ったチームの財務体質はいずれも健全で、合計の売上高は96億8000万ドル、営業利益(利払い・税・選手移籍金を含む償却前利益)は8億6000万ドルだった。また、負債比率は平均9%となっている。

世界で最も価値あるサッカークラブ トップ10


1位 レアル・マドリード(スペイン、ラ・リーガ)

価値:51億ドル
前年比:+7%
営業利益:9000万ドル
オーナー・支配株主:クラブメンバー

2位 バルセロナ(スペイン、ラ・リーガ)

価値:51億ドル
前年比:+5%
営業利益:-1700万ドル
オーナー・支配株主:クラブメンバー

3位 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド、プレミアリーグ)

価値:46億ドル
前年比:+10%
営業利益:1億2800万ドル
オーナー・支配株主:グレイザー家

4位 リバプール(イングランド、プレミアリーグ)

価値:44億5000万ドル
前年比:+9%
営業利益:1億400万ドル
オーナー・支配株主:ジョン・ヘンリー、トム・ワーナー

5位 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ、ブンデスリーガ)

価値:42億7500万ドル
前年比:+1%
営業利益:1億200万ドル
オーナー・支配株主:クラブメンバー
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編集=木内涼子

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