シンプルかつモダン。IWCの「ポートフィノ」を語る



1. シングルバレルでありながら8日間(192時間)のパワーリザーブを実現。9時位置にパワーリザーブ・インジケーターが配置されている。2. 搭載のCal.59210は手巻きで、振動数は毎時28800回。ケースバックがシースルーになっており、そこからガンギ車、テンプ、アンクルの動きを見ることができる。

IWCの時計のなかでも、特にシンプルでエレガントなこのモデルは、知的な雰囲気を醸す一本。「ポートフィノ」とは、イタリアの港町。戦後は富豪や映画スターの別荘が立ち並ぶ高級リゾート地で、ラグジュアリーでとても落ち着いた雰囲気が、この腕時計にはふさわしい。このモデルのダ イヤルには、デイト表示、秒針停止機能付きスモールセコンド、8日間のパワーリザーブ表示のインジケータが並ぶ。

IWC Portofino-Hand Wound Eight Days



ムーブメント|手巻き Cal.59210
ケース素材|ステンレススティール
ケース径|45㎜
価格|1138500円
問い合わせ|IWC 0120-05-1868


山田貴博◎アビームコンサルティング 代表取締役副社長 COO。大手外資系ファームでの日本、アメリカ勤務を経て2003年にアビームコンサルティングへ入社。総合商社、金融、通信、エネルギー、運輸を中心に、戦略から業務改革、ERP導入まで幅広いコンサルティングサービスを提供。2020年より現職。

text by Ryoji Fukutome | illustration by Adam Cruft | edited by Tsuzumi Aoyama

この記事は 「Forbes JAPAN No.093 2022年月5号(2022/3/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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