私が電気自動車を選ぶなら──。確認すべき5つのポイント要チェック

2022年は国内外のメーカーによるEVが急激に増えている/BMW iX(photo 西川節子)


軽EV車の場合は55万円。価格が最も安いソルテラでも、補助金額を差し引いた実質価格は509万円だ。この金額に相当するハリアーのようなSUVなら、最上級に位置するハイブリッドZレザーパッケージE-Four(4WD)の504万円になる。

日産アリア
日産アリア

さて、5つの項目を見てきたけど、いかがでしょう。やはり、EVを購入しようと思ったら、重要なポイントを並べると充電環境、航続距離、そして価格だろうと思う。これからも、EVがどんどん登場してくるけど、今現在、航続距離が割と長く価格はリーズナブルと考えられる国産車なら、日産リーフやアリア、トヨタbZ4X、スバル・ソルテラを選べば良いし、デザイン重視の人なら、マツダMX-30かな。

CX-30
マツダ CX-30

そして、インポーターのEVに乗りたいなら、今世界で数々の賞を受賞しているヒョンデ・アイオニック5を選択すれば良いし、もっとスポーティな車両を購入したい人は、ポルシェ・タイカンかアウディe-tron GT。そして、新鮮で革新的な欧州のSUVに乗りたいなら、僕が最近、一番高く評価しているBMW iXをぜひ試乗してみてほしい。驚くと思うよ。

国際モータージャーナリスト、ピーター・ライオンが語るクルマの話
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文=ピーター ライオン

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