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2022.05.24 18:00

【5月第3週資金調達まとめ】がん領域特化の研究開発型バイオスタートアップChordia Therapeuticsが約40億円調達


シェアリングエネルギー


調達額:12億3000万円
調達先:みずほキャピタル/ジャフコグループ/三菱UFJキャピタル
備考:シリーズBセカンドクローズ

太陽光発電システムの第三者所有サービス「シェアでんき」を提供するスタートアップ。

「シェアでんき」は、初期費用0円で太陽光発電システムを設置し、電気代が安価になるサービス。

一定期間経過後はシステム一式を顧客に無償譲渡する点も評価され、2018年の創業より4年間での契約依頼数が5000件超と急成長している。

また、高度環境配慮型都市・脱炭素社会の実現に向けた福岡県吉富町との官民連携をはじめとした公共セクターとの協定が進むほか、同社はTesla Motors JapanのTesla Powerwall Certified Installer(Tesla Powerwall認定提供会社) に認定されている。

2022年5月、ジャフコグループ、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタルを引受人とする第三者割当増資により、合計12億3000万円の資金調達を実施。

これにより、シリーズBラウンドでの資金調達額は52億3000万円となり、累計資金調達額は約76億3000万円となった。

今回調達した資金は、更なる人材採用による組織拡充、生産性向上に資するDX投資及びマーケティング施策への投資へ充てる方針だ。

すむたす


調達額:12億円
調達先:CARTA VENTURES/WiL/きらぼしキャピタル/グローバル・ブレイン/マーキュリアインベストメント/モバイル・インターネットキャピタル/日本政策金融公庫
備考:シリーズBラウンド/他個人投資家含む/日本政策金融公庫から2億円の借入/マーキュリアインベストメントはマーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合を通して出資/グローバル・ブレインは農林中金イノベーション投資事業有限責任組合を通して出資/きらぼしキャピタルはきらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合を通して出資

不動産直接買取サービス「すむたす買取」などを展開するスタートアップ。

「すむたす買取」は、最短2日でマンションを売却できる不動産サービスだ。AIを活用した買取価格査定アルゴリズムによって、最短1時間で中古マンション買取価格を提示でき、直接買取を行うことで最短2日で売買契約と入金まで行うことができる。

仲介手数料や内見対応などの手間を省き、好きなタイミングで売却することが可能だ。2018年にサービスをローンチから、AIによる累計査定金額は2020年12月現在で1,000億円を超え、累計査定件数は3000件を突破し、不動産売却のDXを推し進めていく。

2022年5月には、既存投資家であるWiLに加えて、モバイル・インターネットキャピタル、農林中金イノベーション投資事業有限責任組合、マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合、CARTA VENTURES、きらぼしキャピタル夢・はばたき1号投資事業有限責任組合、個人投資家を引受先とした12億円の第三者割当増資を実施。

今回の調達により、アイバイヤーとしてのサービスを拡充させ、2028年までに不動産の直接売却における国内NO.1プラットフォームになることを目指す。
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文=STARTUP DB

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