キャリア・教育

2022.05.24 07:30

オバマ夫妻とAirbnb共同創業者が、1億ドルの奨学金基金を設立

Getty Images


ボイジャー・スカラーシップは、米国内の大学3年生と4年生で、公共と地域社会に貢献する仕事を目指す学生を対象とした2年間のプログラムだ。奨学生には、以下の内容が支給される。
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・最大5万ドルの学資援助:大学3年生および4年生のあいだに、年間最大2万5000ドルの経済的支援を受けられる。

・夏季研修旅行:大学3年生と4年生の夏休みに、夏季のワークトラベル体験用に1万ドルの給付金と、Airbnb施設の無料宿泊が提供される。学生は自身で旅行プランを立て、新しいコミュニティに触れ、自分が選んだ分野で経験を積む。

・10年間で総額2万ドル相当の旅行給付金:学生たちが卒業した後10年間にわたって、Airbnbは毎年2000ドル相当のトラベルクレジットを提供する。これにより学生は、公共サービスのキャリアにおける視野を広げ、新たな人脈を築き続けることができる。
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・秋季サミットへの参加:学生たちは、毎年開催されるサミットに招待され、それぞれの公共サービス活動を報告する。今秋は、オバマ元大統領やブライアン・チェスキー氏と会談し、リーダーシップにおける共感と理解の役割について話をすることになっている。また、公共サービスへのさまざまなアプローチについて、ゲストスピーカーから話を聞く予定もある。

・リーダーたちのネットワーク:支援期間中、学生は継続的に開催される講演会シリーズに招待され、新しい公共サービスの分野や、各分野で起きている革新的な技術に触れることができる。卒業後は、オバマ財団のグローバル・コミュニティに参加し、財団のリソースやプログラムを利用できる。

翻訳=藤原聡美/ガリレオ

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