6. 偽りなく対応する
交際では、自分と同じ価値観を持ち、あなたという人間をそのまま評価してくれる人を探すことが必要だ。就職活動も同様で、将来の雇用主候補があなたと同じ価値観を持っていることを確認すること。そうでなければ、不満を抱えることになるかもしれない。
また、会社の企業文化では偽りのなさが奨励されていると感じるべきだ。私たちは人生の大半を仕事をして過ごす。自分らしくなれなければ何の意味があるだろう?
7. 自分の価値より低いものに妥協しない
最高のセリフが聞けるのは映画『テルマ&ルイーズ』だ。スーザン・サランドン演じる登場人物は「妥協したら、それに見合ったものしか得られない」と述べている。誰かと交際している場合も、面接の準備をしている場合も、自分の価値を知ること。
給料に関しては、スキルや経験、職務や勤務地によって稼ぐべき額が自分の市場価値となる。給与の交渉に入る前に調査を行い、自分の価値を決定しよう。そうすれば、自分が受けるにふさわしい役職と報酬を得られる確率が上がるだろう。
8. 双方向のものである
求職活動と交際はどちらも双方向のものだ。候補者であるあなたが人材を必要としている管理職に自分を売り込むことだけが重要なわけではなく、会社の方でも自社やあなたが応募している職務について売り込まなければならない。雇用主に対し、仕事や上司、組織について尋ねたい質問リストを用意しておこう。
なぜその会社で働きたいかについて考えること。知的な質問を用意して面接に参加することで、好奇心があり準備が整っている、関心を持った人として自らを位置付けることができる。
9. すぐに承諾しない
最初のデートの後にプロポーズするような人に「イエス」と言わないのと同じで、最初に与えられる内定を必ずしも受け入れるべきではない。少なくともその仕事に1年とどまるだろうし、その職務は残りのキャリアで確かな基盤となるかもしれない。
またその職務には、公平な給与と他に負けない福利厚生があることを確認しておく必要がある。他に内定が出ているかどうかにかかわらず、その仕事が自分にとって正しいものであることを確実に知っておくべきだ。
10. 何度も失敗が必要な場合もある
求職活動は退屈なプロセスになる場合もあり、我慢が重要だ。内定を得る上で最も難しいのは、それまでに何度も不採用を経験しなければならないことだが、多くの不採用を通して面接のスキルを磨き、回復力を向上させられる。
時間をかけて正しい仕事を探すこと。交際と同じように、王子を見つける前には何匹かカエルにキスする必要があるかもしれない。
求職活動と交際は非常に異なる分野に見えるかもしれないが、実はとても似ている。就職活動でも右にスワイプし、夢の仕事を獲得しよう。