求職活動が交際と似ている10の理由

Getty Images

最後のデートと最近行った採用面接を考えたとき、2つの体験は不気味なほど似ているように見えるだろうか? どちらも神経が高ぶり、あなたは何を着ればよいかとあれこれ考え、これから体験することが自分の期待に沿うものだろうかと思いを巡らすだろう。

ここでは、就職活動が交際と非常に似ている10の理由を紹介する。

1. 人前に出ていくことが必要


あなたの夢の交際相手がいきなりあなたの家のドアの前に現れ「来ましたよ!」と叫ぶわけではもちろんなく、大抵の場合は他者と知り合う努力が必要だ。求職活動には忍耐強さと継続性、前向きな態度も必要で、たまに履歴書を送るだけでは十分ではない。システムを作り、それに従うこと。ネットワーキング(人脈作り)は毎日の求職活動のルーティンの一部となるべきだ。

2. 調査をする


デートアプリで知り合った人と会うときに、相手を事前にグーグル検索するだろうか? 市場調査会社スタティスタ(Statista)の調査によると、約40%の人は直接会う前にデート相手をグーグル検索し、44%はマッチした相手のソーシャルメディアのフィードを確認している。

同じようなやり方で、面接前にその会社についてできるだけ多くを学ぶようにしよう。会社のウェブサイトを確認し、そこで働く人と話し、ニュース記事を読み、ソーシャルメディアで会社をフォローする。そうすれば、関心がある職務に関係があるかもしれない最新ニュースを理解しておくことができる。

3. 最大限良い印象を与える


一般的に言われるように、第一印象が非常に大事だ。デートに向かう際は大半の人が時間通りに待ち合わせ場所に来るようにし、適切な服装を心掛けるもので、同じことが就職活動にも言える。必要なものだけを持って行き、携帯電話はしまって最善の振る舞いを心掛けること。

4. 身ぶりに気をつける


デートをするときと同様、就職活動でも身ぶりが重要な要素だ。社会心理学者でハーバード・ビジネス・スクールの教授であるエイミー・カディーは、姿勢を微調整することで、人生の出来事がもたらす結果を大きく変えられることを発見した。

自信を示すパワーポーズを2分間取るだけで、より自信を持った落ち着いた振る舞いができ、採用される可能性さえ上がるかもしれない。表情や身ぶり、目配せなど非言語的なヒントが採用の有無を決める可能性がある。

5. 直感を信じる


内定を受けたらそれを必ず分析することが重要だが、直感を信じることほど大事なことはない。その仕事は書面上はよいものに見えても、何かがおかしい、あるいは話がうま過ぎると感じるかもしれない。

新たな仕事について考えた際に体に嫌な感覚がある場合、それはその仕事を避けるべきことを示している場合が多い。求職活動で少し不安を感じるのは普通だが、絶望的に感じたりパニックになったりするのは普通ではない。
次ページ > 偽りなく対応する

翻訳・編集=出田静

ForbesBrandVoice

人気記事