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2022.05.27

[グレートカンパニーアワード2022]シアーズホームグループHD グレートカンパニー大賞

船井総合研究所が教育性・社会性・収益性を備えた持続的成長企業を褒賞する「GREAT COMPANY AWARD 2022」。このアワードで最高位となる「グレートカンパニー大賞」を受賞したのが、熊本市を拠点とするシアーズホームグループHDだ。「賢明なる成長」を続け、大切に育ててきた社員に利益を還元し、地域への貢献も果たす。そうした好循環を支えているものとは何かーー。


「住宅産業は人間産業」という考えで
持続的成長と利益還元を実現してきた


昭和が終わり、平成が始まった1989年。丸本文紀はたったひとりで不動産仲介業を立ち上げた。机と電話ひとつだけの事務所からのスタートだった。それが、令和となったいま、創業地の熊本を中心に福岡・佐賀・鹿児島で注文住宅、建売分譲の事業を展開するまでに成長を遂げている。シアーズホームグループはこの春、新入社員を含めて580人の体制となった。

「家づくりは、人間がやるものです。だから、人間が第一だと考えています。人間が軽視されるような会社ではいけません。私が考える、いい会社の条件は『社員が幸せであること』。会社が社員を大切にすると、社員はお客様を大切にします。そうすれば、お客様の喜ぶ顔にたどり着けます。その顔を見ることが、私たちの満足なのです」

自社が大切にすべき最上位概念について語った丸本の背後、創業30周年の2019年に竣工した新本社の壁面には「YOUR HAPPINESS MAKES US HAPPY」と綴られたメッセージが掲げられていた。シアーズホームグループHDでは、「誰かを喜ばせることが自分の喜びになる」という精神がグループ各社の全社員に浸透している。それは、新入社員への最初の給料に含まれる「親孝行手当」によっても、しっかりと腹落ちする仕組みとなっている。

「お父さんに1万円、お母さんに1万円でプレゼントを渡したり、一緒に食事に行ったりするなど、親孝行手当2万円の使い道は自由です。ただし、その日は親に向かって正座して、『これまで私を育ててくれてありがとうございました。これからも頑張ります』と言うようにという社長命令だけは守ってもらいます。正座して口上を述べる練習は事前に行ってもらいます。若い社員にとっては大変に照れくさいことだと思うのですが、『これは社長命令だから』と言い訳をしながらでも、自分の行動の結果として身近な人が喜ぶ顔を見て、大切なことに気づいてほしいのです」

親孝行手当から始まる入社直後のミッションは、結果についてのレポート提出をもって完了となる。各自の結果報告は全社員に共有され、先輩社員たちも初心を取り戻し、自分の姿勢を見つめ直す機会にもなっている。そうしたマインドセットの醸成に加えて、スキルセットについても教育で社員の成長を促している施策があるという。

「営業におけるハイパフォーマーの暗黙知は、すべて動画にして形式知に落とし込んでいます。始まりは、一通の手紙です。担当者が自身のスタンスに関して宣言する。お客様に対する想いを宣言する。それらを記した手紙が起点となって、ノルマの達成などではなく、宣言の遵守をモチベーションとして働いています」

現在、シアーズホームグループでは、「2,000万円超えの注文住宅」「1,600〜1,800万円の規格住宅」「1,600万円以下の建売分譲住宅」といったように予算帯別に運営会社を分けて住宅ブランドを展開している。マーケットの全域をカバーした「松竹梅戦略」と上述した「人材育成戦略」が相まって、地元・熊本において圧倒的なシェアを誇る。

「私たちは、グループの経営方針として『Smart Growth(賢明なる成長)』を掲げています。おかげさまで継続的に110%以上の成長を遂げていて、この10年間で業績は5.3倍になり、直近の決算(21年4月期)では年商230億円、経常利益率8.3%の高収益化を実現しています。結果として、社員の平均年収を5%以上毎年上げ続けることもできています」

若手社員の早期戦力化と全社員の高生産性を実現し、毎年の平均年収アップで利益を還元する。野球やサッカー、バスケットボールといったスポーツチームや歌劇団などの文化団体に対する支援、さらには公共施設のネーミングライツを通じて地域にも還元する。持続的成長に支えられた利益の正しい還流によって、社員のエンゲージメントと地域社会からのロイヤルティを高め続けているシアーズホームグループHDは、まさにグレートカンパニーと呼ぶに相応しい。




丸本文紀◎1955年、熊本県生まれ。済々黌高校では野球部で活躍。中央大学商学部を卒業後の1978年、ニコニコ堂に入社。89年4月にシアーズコーポレーションを設立。93年、住宅建設への進出を機にシアーズホームに社名変更。座右の銘は「全力投球」


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Promoted by 船井総合研究所 / text by Kiyoto Kuniryo / photographs by Masahiro Miki / edit by Akio Takashiro

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