日本と同じく5月の第2日曜日に母の日を祝う国は、アメリカ、オーストラリア、カナダ、イタリア、フィンランド、トルコ、中国などたくさんあります。ところが、日本のように「母の日といえばカーネーション」とイメージする国は、それほど多くないようです。
オーストラリアでは、日本では仏花のイメージが強い「菊」の花を贈るのが人気だそう。菊は英語で「chrysanthemum(mum)」と表記することから、菊=母というイメージがあり、季節も秋にあたることがその理由とされています。
他にも、母の日が8月のタイではジャスミンを、3月のイギリスではラッパスイセンを贈る習慣があり、決まった花ではなく、母親の好きな花を贈るという国もあります。どの花を選んでも、母を思う気持ちは世界共通です。
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