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2022.05.27

[グレートカンパニーアワード2022]47ホールディングス ユニークビジネスモデル賞

船井総合研究所が教育性・社会性・収益性を兼ね備えた持続的成長企業を褒賞する「GREAT COMPANY AWARD 2022」。このアワードで「ユニークビジネスモデル賞」に輝いた47ホールディングスはコロナ禍の2021年、グループが手がける仲介・内装・家具の3事業すべてにおいて過去最高の売上を記録している。目覚ましい成果を可能にした、独自の機能的連環を特長とするビジネスモデルとは──。


仲介・内装・家具の事業を統合して
ワークプレイスの総合コンサルを志向


2005年に国内初となる賃貸オフィスの詳細なデータベースをWEB上に公開し、現在では月間70万PVを誇る仲介手数料無料の賃貸オフィス情報サイト「officee」。このサイトを運営し、仲介事業を手がけているのが47(よんなな)だ。

47グループにはオフィスの新設や移転、レイアウト変更時の内装設計を担当する47内装も存在し、オンラインセミオーダーサービス「naisoo.jp」を提供している。

さらに、47インキュベーションが国内最大級となる70万点を揃えたオフィス家具のオンラインマーケット「Kagg.jp」を運営。現在、グループ経営の意思決定を担う47ホールディングスも含めた全4社の代表取締役を務めているのが阿久根 聡だ。

「賃貸オフィスの仲介事業からはじまり、14年に内装事業、15年にオフィス家具EC事業が加わることで、私たちはワークプレイスの総合コンサルティングを行うグループへと成長しました。売上高は、直近10年間(11年から21年)で1164%アップとなっています」

グループの業績が著しく伸びる起点となった賃貸オフィス情報サイト「officee」は、掲載される情報の詳しさと確かさを強みとする。

「02年に47の創業者となった宇垣充浩は、ベンチャー企業で働いていた90年代に自社のオフィスを借りるのにたいへん苦労したそうです。当時は、まだベンチャーに対する理解が進んでいなかったという時代背景もありますが、不動産業界ではオフィスに関する情報が故意に隠されるといった商習慣が存在していたことも関係しています。そうした負の課題をインターネットの力で解決したいとの想いが創業の起点となりました」

正しい想いは、正しい行いにつながり、正しい結果に帰着する。インターネットがさまざまな常識を塗り替える時代が到来しても、この摂理に変わりはなかった。驚くべきは、独自のデータベース構築にかけた情熱だ。専任チームが東京の各地を足で周り、オフィスビルの写真を自ら撮り、ビルオーナーから物件の詳細な情報を得る。こうした地道な活動を積み重ねて、緻密にして正確、すなわち顧客にとって有益な情報を集めてWEB上で公開した。非公開情報が多かったオフィス不動産業界を変革し、物件の選びやすさを格段に向上させたのだ。



「これまで簡単には他社が真似できないような地道なデータ収集を行い、『officee』での集客に向けてSEOを強化してきました。『naisoo.jp』は、従来の業界慣習では不透明でわかりづらかった内装費用を簡単・即座にWEBで確認できるようにするとともに、低価格かつ短期間でのオフィスづくりを実現しています。『Kagg.jp』では、業界横断型の商品データベースを独自に構築しました。国内外のオフィス家具メーカーの製品を比較検討して購入できます」

こうしてワークプレイスの総合的なコンサルティング体系を築いているだけでなく、その体系をより効果的に機能させるべく各事業で構築したデータベースの統合も図っている。

「私たちは仲介・内装・家具のデータベースを統合し、顧客が入居しているオフィスの面積や家具の発注履歴、各サイトの閲覧頻度などからオフィス移転やレイアウト変更のタイミングを予測することができます。こうして営業の時期を逃さないようにシステム化しつつ、お客様自身が気づいていない潜在的な課題も掘り起こしていくことで、ワークプレイスの総合コンサルティング業として自分たちにできる最大限の価値提供を追求しています」

例えば、ベンチャーやスタートアップ企業は事業の成長フェーズに合わせてオフィスの拡大移転を繰り返していく。47グループでは、ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を最大化する仕組みを確立することによって、顧客に寄り添い長期的な支援に取り組んでいくという。20年からの感染症拡大を経てオフィスのもつ意味合いが深化を遂げるなか、あらゆる困難を乗り越えて成長を志す企業のベストパートナーとして、自らの立ち位置を明確にしている。


阿久根 聡◎1978年、福岡県生まれ。2000年に九州大学経済学部を卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)に入行。04年、医療・介護業界のエス・エム・エスに入社。管理部門の取締役に就任し、マザーズ上場に携わる。13年、47に参画。19年に47グループ各社の代表取締役に就任。


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Promoted by 船井総合研究所 / text by Kiyoto Kuniryo / photographs by Shuji Goto / edit by Akio Takashiro

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