すしや刺身など和食には欠かせないマグロは、国際的にも人気が高く、現在世界80カ国でマグロ漁が行われています。
今年4月に水産庁が発表した「カツオ・マグロ類に関する国際情勢について」によると、世界における2019年のカツオ・マグロ類漁獲量は約572万トン(内マグロ類漁獲量は228万トン)。1976年には約176万トンであったことを考えれば、50年足らずで3倍以上の漁獲量になっていたことがわかります。
日本はマグロ類の漁獲量がインドネシアについで世界第2位(2019年)であり、高級すしネタや刺身として人気が高い太平洋クロマグロ(本マグロ)の消費量は世界最大。特に太平洋クロマグロに関しては、世界的に乱獲が増えたため、各国が連携して資源保全・管理に取り組んできました。
日本の太平洋における大型クロマグロ漁獲枠は、2022年から前年比15%増が決定しており、今後の日本の動向が注目されています。
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