仕事で自信をつけたい人に贈る5つのアドバイス

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大勢が出席しているミーティングで、自分の意見を述べたいと思いながらも、どう受け止められるのかが心配で、躊躇してしまう───こうしたことは、よくあることだ。もしかしたら、自分を一人前だと認めてくれない上司とギクシャクしているせいかもしれない。あるいは、自分は大した業績をあげていないと卑下してばかりいて、なるべく注目を浴びないようにしている場合もあるだろう。

多くの人は、職場で自信を持って発言することに尻込みをしている。言いたいことがたくさんあったとしても、積極的になれないのだ。けれども、自信がないからといって、限界を定める必要はない。意外だろうが、自信とは、生まれつき備わった性質ではなく、少しずつ身に着けていける能力だ。そして、自信が持てるようになれば、良いことがある。自信のある従業員のほうが、幸福度と生産性が高いのだ。

自信がつくと、仕事とパフォーマンス全般が上向く傾向がある。その一方で、自信がないと、職場でなかなか注目してもらえなくなってしまう。大事な仕事を任されることや、昇給や昇進を検討してもらえるチャンスが減ってしまうのだ。

誰もが生まれつき自信に満ちているわけではない。しかし、自信は成功に不可欠だ。自分は、もっと自信を持って仕事に臨んでいかなければならないと感じているなら、次の5つを試してほしい。きっと良い方向に向かえるはずだ。

自分の長所に目を向ける

「焦点を合わせるところに、エネルギーは流れる」という格言を耳にしたことはないだろうか。人はたいてい、自分の長所より短所を必要以上に気にしている。けれども、自分の長所に目を向けると、仕事で自信を持ちやすくなる。自分の能力と業績を認め、受け入れることにつながるからだ。

自分の長所や、これまで成し遂げてきた業績をリストアップしてみよう。遠慮する必要はない。思いつかないなら、信頼できる友人や同僚に助けてもらおう。あとは、自信がなくなったときにそのリストを取り出して、中身を確認すればいい。

手本となるメンターを見つける

ぜひとも見習いたい同僚や上司を見つけ、自分のメンターになってほしいと頼んでみよう。その人が同僚とどのように接しているのかを観察し、身振り手振りを真似してみよう。自信があまり持てなくても、自信満々のボディランゲージを練習しているうちに、自己肯定感が高まって、気分が上向くようになるものだ。メンターと同じ習慣や心構えを取り入れれば、意見を主張しようという意気込みや自信も態度に表れやすくなる。
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翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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