フォーブスが選ぶ「世界で最もパワフルな女性」ランキングが発表された。このランキングは今年で12回目。政治家や起業家、テック業界から
ハリウッドセレブまで、様々な分野から時代を代表する女性100名が選出された。
選考にあたってはまず300名の候補者を選出。資産額やメディアでの注目度、世界に与える影響度など、各種指標をもとに絞込みを行った。
トップに立ったのはドイツのメルケル首相。
続いて次期米国大統領への期待が高まるヒラリー・クリントン氏。
さらに、ビル・ゲイツ氏の妻で慈善活動家としての活動が注目されるメリンダ・ゲイツ氏と続く。
テック業界ではFacebookのCOO、シェリル・サンドバーグ氏が8位、YouTubeのスーザン・ウォシッキーCEOがミシェル・オバマ米大統領夫人(10位)を抑えて9位、ヤフーのマリッサ・メイヤー氏も22位に入った。また、「年俸37億円」で話題のグーグルの新CFO、ルース・ポラット氏は32位。
エンタメ界では歌手のビヨンセが21位に入ったほか、アンジェリーナ・ジョリーが54位、テイラー・スウィフトが昨年の圏外から64位に食い込んだ。ファッション業界の重鎮、ミウッチャ・プラダ氏(79位)やダイアン・フォン・ファステンバーグ氏(75位)らも名を連ねた。
中国勢で目立ったのはアリババの共同創業者のルーシー・ペン氏や中国の不動産王と呼ばれる張欣(Zhang Xin)氏。韓国からは朴槿恵(パク・クネ)大統領が11位に入ったが、日本人は今回のリストに含まれていない。
トップ25名の顔ぶれは下記の通り。
1位:アンゲラ・メルケル(ドイツ首相)
2位:ヒラリー・クリントン(米国大統領候補)
3位:メリンダ・ゲイツ(慈善事業家)
4位:ジャネット・イエレン(米連邦準備制度理事会「FRB」議長)
5位:メアリー・T・バッラ(ゼネラル・モーターズCEO)
6位:クリスティーヌ・ラガルド(IMF専務理事)
7位:ジルマ・ルセフ(ブラジル大統領)
8位:シェリル・サンドバーグ(Facebook社COO)
9位:スーザン・ウォシッキー(YouTube社CEO)
10位:ミシェル・オバマ(米大統領夫人)
11位:朴槿恵、パク・クネ(韓国大統領)
12位:オプラ・ウィンフリー(TV番組司会者)
13位:ジニ・ロメティー( IBM最高経営責任者)
14位:メグ・ホイットマン(ヒューレット・パッカードCEO)
15位:インドラ・ヌーイ(ペプシコ社CEO)
16位: クリスティナ・フェルナンデス(アルゼンチン大統領)
17位:アイリーン・ローゼンフェルド (モンデリーズ社CEO)
18位:アナ・ボティン(スペイン「サンタンデール銀行」会長)
19位:アビゲール・ジョンソン(フィデリティ・インベストメンツCEO)
20位:マリリン・ヒューソン(ロッキード社CEO)
21位:ビヨンセ・ノウルズ(歌手、実業家)
22位:マリッサ・メイヤー(ヤフーCEO)
23位:ヘレン・クラーク(国連開発計画「UNDP」総裁)
24位:サフラ・A・キャッツ(オラクル共同代表)
25位:アンジェラ・アーレンツ(アップル社上級副社長)
100名の完全リスト(英語版)は以下を参照のこと。
http://www.forbes.com/power-women/list/#tab:overall