1989年に元号は昭和から平成に変わりましたが、ゴールデンウイークが国民生活に定着していることから、祝日のまま残すことに。緑や自然を愛する生物学者でもあった昭和天皇にちなみ、「みどりの日」という祝日になりました。
その「みどりの日」も、2007年の祝日に関する法改正に伴い、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」とする「昭和の日」に改定されました。
さらにそれと同じタイミングで、「みどりの日」を5月4日に「祝日」として新設。それまでは、祝日(憲法記念日)と祝日(こどもの日)に挟まれた「国民の休日」でしたが、晴れて「祝日」となったため、新たな振替休日が生まれることになったのです。
祝日が日曜と重なる場合は、振替休日は通常、翌月曜のみでした。ところが、3日間の祝日のどれか1日が日曜と重なった場合には、最後の祝日の翌日が振替休日に。これにより、2008年には初めて月曜日以外(火曜日)の振替休日が誕生しました。
連載:今日は何の日?