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2022.04.27 11:30

トランプのSNSアプリが1位に急浮上、ツイッターが2位

アメリカのトランプ前大統領(Getty Images)

アメリカのトランプ前大統領(Getty Images)

ドナルド・トランプ前大統領のSNSアプリ「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」が、4月26日、米国のアップストアの無料iPhoneアプリのダウンロードランキングの1位に急浮上した。一方、イーロン・マスクに買収されることが決まったツイッターのアプリは2位に後退した。
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25日にツイッターの買収が発表される前のランキングで、トゥルース・ソーシャルは52位、ツイッターは39位にランクインしていた。

アプリ調査企業Sensor Towerによると、トゥルース・ソーシャルのダウンロード数は4月18日から25日の1週間で7万5000件に上り、前週比で150%の増加だった。

トゥルース・ソーシャルと合併することを宣言したSPAC(特別買収目的会社)の「デジタルワールド・アクイジション・コープ(DWAC)」の株価は、25日にツイッターがマスクの買収提案を受け入れるとの報道を受けて急落した後、26日午後に3%上昇し36.81ドルをつけた。
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トゥルース・ソーシャルのダウンロード数は、2月21日のローンチ以降、システム障害などのトラブルに直面したことで、ここ数週間で減少していたと報じられていた。Sensor Towerによるとこのアプリは、現在までに約140万件ダウンロードされている。

一方で、2021年のツイッターのアプリのダウンロード数は、1億9400万回で、2020年から3%減少していたことがSensor Towerのデータで示された。ツイッターは、主要なSNSの中で最も利用者数が少ないサービスだ。

トランプは、2021年1月6日に彼の支持者が連邦議会議事堂を襲撃したことを受けて、ツイッターを含む主要なSNSから締め出され、昨年10月に自身のSNSであるトゥルース・ソーシャルの立ち上げを宣言した。しかし、3月末に本格始動するはずだったこのアプリは、技術的トラブルに直面し、数百万人がログインできない状態になっていた。

DWACの株価は、4月4日に2人の幹部が辞職したと報じられた直後にも10%以上下落していた

Sensor Towerのデータによると、4月11日から18日までの1週間のトゥルース・ソーシャルのダウンロード数は、アプリが始動した2月21日からの1週間との比較で約97%の急減だった。

トランプは、トゥルース・ソーシャルがツイッターに代わる自由な言論の場になると述べていた。一方、マスクもツイッターの検閲に疑問を呈し、変更を加える可能性を示唆している。

編集=上田裕資

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