マネー

2022.04.26 18:00

【4月第4週資金調達まとめ】Rapyuta Roboticsが64億1500万円調達


ログラス


調達額:17億円
調達先:BEENEXT Capital Management / Spiral Capital / みずほキャピタル / 三菱UFJイノベーション・パートナーズ
備考:シリーズAラウンド / Beenext Capital ManagementはALL STAR SAAS FUNDを通して出資

スクラム経営クラウド「Loglass」の開発・提供を行うスタートアップ。

「Loglass」は経営管理に特化したクラウドツールである。従来、経営管理業務はExcelでしか行えず、作業工程が複雑化していた。同サービスは複数のデータフォーマットの自動集計や、多人数での編集の簡易化を実現。全ての事業部や支店に向けて、経営管理側から1クリックで表計算ソフト上にデータ入力フォーマットを自動発行することが可能だ。

2020年2月には、Microsoftによるスタートアップ支援プログラム、Microsoft for Startupsに採択されており、Microsoftとの連携を通して、大企業へのデジタル化推進を図っている。

2022年4月にはALL STAR SAAS FUND、Spiral Capital、みずほキャピタル、三菱UFJイノベーション・パートナーズを引受先としたシリーズAラウンドにおいて17億円の資金調達を実施。

今回の調達により社内の全職種での人材採用を行うほか新機能・製品開発に向けた技術投資やマーケティング/PRへの大規模投などを促進させる方針だ。

ファインディ


調達額:15億円
調達先:Carbide Ventures / JA三井リース / SMBCベンチャーキャピタル / みずほキャピタル / グローバル・ブレイン
備考:シリーズCラウンド / グローバルブレインはKDDI Open Innovation Fund3号を通して出資

エンジニア採用支援サービス「Findy」などを運営するスタートアップ。

「Findy」は、エンジニアと企業をマッチングするプレミアム転職サービスだ。フリーランス・副業エンジニア向けサービス「Findy Freelance」と合わせて2021年2月時点で約3万人のエンジニア、約300社の企業が利用するサービスへと成長している。

また2021年10月にリリースした、エンジニア組織の生産性を自動診断・改善するサービス「Findy Teams」は、同社がが独自開発したアルゴリズムにより、開発組織全体のGitHubにおける活動状況を自動解析し、開発プロセスの活動量や改善点を可視化する。

今後も、AIによって個人のスキルの見える化をすることによって転職時のマッチング向上や、個人がさらに自由に働ける社会の実現を目指す。

2022年4月には、グローバル・ブレイン、SMBCベンチャーキャピタル、JA三井リース、みずほキャピタル、Carbide Venturesを引受先としたシリーズCラウンドで約15億円の資金調達を実施。

今回の資金調達によって、プロダクト開発体制の増強によるエンジニアユーザー体験の圧倒的な向上を目指し、今後も“挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。”のビジョンに向け、すべてのエンジニアが不安なく挑戦できる世界共通のプラットフォームづくりを推進していく方針だ。
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文=STARTUP DB

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