ビジネス

2022.04.26 16:30

ウォーレン・バフェットの「昼食会オークション」が今年で終了

バークシャー・ハサウェイのCEO ウォーレン・バフェット(Photo by Hindustan Times / Getty Images)

バークシャー・ハサウェイのCEOであるウォーレン・バフェットは毎年、彼と「ランチをする権利」をオークションにかけることで知られるが、運営元のグライド財団は4月25日、この昼食会が今年で最後になると発表した。

「パワー・ランチ・ウィズ・ウォーレン・バフェット」と題されたこの催しは、2004年に亡くなったバフェットの前妻のスーザンの発案によるもので、その収益はホームレスを支援するグライド財団に寄付されている。

今年のオークションの落札者と最大7人のゲストは、2000年からバフェットが昼食会を開いているニューヨークのステーキハウス「スミス&ウォレンスキー」でのランチに参加する。

オークションは6月12日から5日間開催され、最低入札額は2万5000ドルからとされている。グライド財団は、今年が最後になる理由を明かしていないが、バフェットは8月に92歳になる。

これまでの最高落札額は460万ドルで、これは中国の暗号通貨「トロン」の創設者のジャスティン・サン(Justin Sun)が2019年に支払った金額だ。サンは派手な買い物をすることで有名で、昨年はアートのオークションでアルベルト・ジャコメティの彫刻を7840万ドルで落札した。また、ブルーオリジンの初回の宇宙飛行のチケットを2800万ドルで落札したが、この旅は実現しなかった。

バフェットは2000年以降に20回の昼食会を開催し、グライド財団にもたらした資金は3400万ドル以上に達している。ヘッジファンドのマネージャーのテッド・ウェシュラー(Ted Weschler)は2010年と2011年にそれぞれ約260万ドルを支払ってバフェットと昼食を共にし、2012年にバークシャー・ハサウェイに入社していた。

翻訳=上田裕資

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事