干ばつに悩む西部がもたらす影響には他に山火事がある。米ユタ州の地元紙デゼレット・ニュース(Deseret News)の最近の記事の見出しでは「カリフォルニア州やユタ州など西部の州 恐ろしい山火事の季節に直面」と報じられた。
全米省庁合同火災センター(NIFC)によると、米国では1月1日から1万9226件の山火事があり、約3320平方キロメートルの土地が焼けた。NIFCによると、これは10年間の平均を超えている。先日発表された4月から7月までの米重大原野火災の潜在的見通し(National Significant Wildland Fire Potential Outlook)も不穏なようだ。
夏に突入する中で、米西部の干ばつを注視すること。米国の国内市場では、誰もが米西部で栽培・飼育された商品を購入している。そのため米国の他の地域の人にとっても、干ばつは重要な問題なのだ。