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2022.04.19 11:30

決算ウイーク始動、投資家はNetflixやテスラ、スナップらを注視

Photo by Michael M. Santiago / Getty Images

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4月18日の米株式市場は下落し、ここ最近の値下がりを拡大させた。企業の四半期決算を前に金利は急上昇し、投資家はインフレの急進が企業収益や個人消費に与える影響に神経を尖らせている。
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18日の株価は、終盤に持ち直したものの、先週の下落幅を拡大させた。ダウ平均は0.1%減の100ポイント弱の下落、S&P500は横ばい、ハイテク株比率の高いナスダックは0.1%減となった。

国債利回りは18日に再び上昇し、注目の10年債は2.88%まで急上昇した。わずか2カ月前に1.7%弱だった10年債は、2018年以来の高水準となった。

S&P500種構成企業のうち、これまで決算を発表した38社の約79%の業績が予想を上回るなど、決算シーズンはまずまずのスタートを切ったものの、インフレや金利上昇、ウクライナ戦争が市場の重石となり、投資家の懸念は依然として高い。
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ウォール街の専門家たちは、インフレの急増がコストの上昇を招き、企業の利益率と個人消費の両方に影響を与えると警告している。

証券会社チャールズ・シュワブの株価は、決算で1株あたり利益と営業収益の両方が予想を下回ったことで18日に10%以上下落した。一方、バンク・オブ・アメリカは予想をわずかに上回る決算を発表し、株価は3%以上上昇した。

ツイッターの株価は、同社の取締役会と430億ドルの買収提案を行ったイーロン・マスクとの緊張が高まる中で、7%以上上昇した。取締役会は15日に、マスクの敵対的買収に対抗するために「ポイズン・ピル」策を採用すると発表していた。

今週は、多数の大手企業が決算発表を予定しており、19日にネットフリックス、20日にテスラ、21日にスナップが第1四半期決算を発表する。ユナイテッド航空やアメリカン航空などの航空会社やIBM、P&G、アメリカン・エキスプレスなどのダウ銘柄も今週決算を発表する。

翻訳=上田裕資

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