横田:環境は整っているので、まずはワークライフハーモニーの実現を目標にしています。ある程度子育てが終わったら、本社でしか経験できなような業務を担うチームへ異動して、引き続きPM(プロジェクト・マネージャー)のキャリアをつくっていきたいです。あと、学生時代から日本の良さを海外に伝えたいとか、日本と海外の架け橋になるようなことをしたいという思いがあるので、何かしらの形でその思いを実現できればいいなと思っています。
加瀬:私は5年後を目途に夫を連れて日本へ戻ることも考えています。キャリアに関しては、まずは一人前のエンジニアになりたいですね。不本意ながら地理情報学という他の人にはない強みを手にしたので、そこを磨いて、地理情報とエンジニアという2つの軸でキャリアをつくっていきたいです。
それから、女性エンジニアを増やすためにプログラミングなどを教えるボランティア活動も行っているので、そこにも力を入れて頑張っていきたいと思います。
中里:私はそこそこ長い間アメリカで生活をしてきて、子どももずっとアメリカで育ってきているので、キャリアと家族として住む場所は切り離せない問題だと思っています。
キャリアでいうと、ヨーロッパや日本以外のアジアなどを全く知らないので、子供が大きくなったら違うロケーションで仕事をしてみたいという思いはあります。知らない地域や知らない人と触れ合いながら、知らないところでビジネスをして、自分が何を感じるかみたいなのを大事にしていきたいと思っています。
竹崎:私も子どもが生まれてから考えが変わってきています。昔はキャリアばかり考えていましたが、今は家族と一緒にいたいという思いが芽生えてきました。私自身、日本とアメリカ両方のビジネスにずっと関わってきたので、今後も日本とアメリカのビジネスを軸にやっていきたいと思っています。
そう思うと、アマゾンは社内で国や職種をまたいで異動できる制度があるので、恵まれた環境だなと思います。日本とアメリカを数年おきに行ったり来たりしながら経験を積んでいきたいです。
加瀬:私も、今のチームは居心地が良いですし、地理情報とエンジニアという私のバックグラウンドにもフィットしていて、恵まれているなと感じています。
横田:アマゾンでできないことってあまりないんですよね。だから、アマゾンを出る決め手がなかなか見つからない。見つかった時が、出る時だと思います。
竹崎:海外就職やチャレンジの仕方がまさに三者三様で、いろいろなアプローチがあるのだと気づきました。ぜひ一人でも多くの方が海外就職・生活を選択肢に入れて、より自己表現ができる場所を見つけていってほしいと思います。ありがとうございました。