ホワイトハウスによると、組み立て式の銃のキットは今後、銃器に指定され、販売者は製品にシリアル番号を記載することや、販売の際に履歴チェックを行うこと、販売記録を保存をすることが求められる。
昨年、警察に押収されたゴーストガンは2万丁で、2016年の10倍に増えていたとされる。銃規制を提唱するNPOの「Everytown for Gun Safety」によると、市場に出回る銃のキットは1時間もかからずに組み立てが可能で、AR-15のキットが345ドル程度で購入できるという。
バイデン政権は昨年5月、アルコール・タバコ・火器・爆発物局(ATF)にゴーストガンの規則の変更を提案した。ゴーストガンには規制がなく、シリアルナンバーが付けられていないため、その流通量を正確に把握することが困難だった。
CBSニュースによると、2016年から2021年の間に約4万5000丁のゴーストガンが犯罪との関わりを指摘されたが、そのうちATFが追跡できたのは1%未満だったという。
Everytown for Gun Safetyによると、80のオンライン銃器販売業者のうち、60%以上が過去5年以内にゴーストガンキットの販売を開始していたという。ゴーストガンは、近年、全米で起きたいくつかの銃乱射事件で使用されていた。
保守色が濃いケンタッキー州選出の共和党のトーマス・マッシー下院議員は10日のツイートで、「米国憲法は、連邦政府が国民が自分の銃器を作ることを禁止することを認めていない」と主張し、この規則を非難した。